豊胸バッグの取り出し

THE CLINICの西川です。

豊胸でバッグを入れたけれど、乳ガン健診でマンモグラフィーが受けられなかったり、硬くなってきて形がいびつになってきたり、などで悩んでいる方は多くいらっしゃいます。

バッグは異物であり、入れることにより被膜というものがバッグの周りにできます。長年バッグが入っていたり、炎症反応が強い場合は、その被膜が硬縮や石灰化を起こすことも珍しくありません。また、最悪の場合、バッグの破損もありえます。

今回は、豊胸バッグ除去を行った症例をあげます。

① 40代の方

13年前に生食バッグを入れたけれど、形がいびつになってきて、今後の乳ガン健診も受けられるようになりたい、とのことで除去を希望されました。

術前

手術中

除去した生食バッグ

幸い破損はなかったものの、中では折れ曲がった状態でした。

② 50代の方

4年前にシリコンバッグを入れたけれど、硬くなってきたのとバッグが大きすぎてバストが垂れてきたため、除去を希望されました。

術前

手術中(シリコンバッグ除去後)

除去したシリコンバッグ

こちらもバッグの破損はなかったのですが、バッグ周囲の被膜の一部は石灰化していたため、可能な限り石灰化した部分を除去しました。

 

バッグによる豊胸は、乳ガン健診が受けられなかったり、形がいびつになってきたり、破損や痛みが出てきたり、とトラブルは多いですね。

一方、脂肪注入による豊胸は、乳ガン健診も安心して受けられるし、手触りも柔らかいし、自然な形を作ることができます。ただし、術者のテクニックとして、注入は少量ずつ丁寧に行うことが必要となるため、私たちTHE CLINICとしてはその辺を注意して施術を行っています。